破棄予定だったテーブル天板と鉄パイプでコーヒー器具用の棚を作る

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部屋の模様替え中

今の住処に引っ越しして2ヶ月ちょっと経ちました。引っ越したばかりでダンボールだらけの頃に比べると多少部屋はスッキリしましたが、まだまだ捨てたりしてなんとかしなきゃいけないもので部屋の1/6くらいを占領されています。そして、なんとかしたい物の中の一つに、コーヒー用品を収めているキッチンワゴンがあります。

少し前に不要なコーヒー器具を破棄したこともあり、コーヒー用品の収納にスペースをあまり取らなくて良くなったので、鉄パイプを組み合わせてぴったりサイズの棚を作って、そこにコーヒー用品を収めようと考えました。そこでネジ式の鉄パイプのパーツを購入したのですが、いざ作ろうとしてみたところ、ネジ式の鉄パイプだと閉ループを作れず、想定した形の棚を作れないことに気が付きました。

試行錯誤の末、ネジ式の鉄パイプだけではバランスの良い棚の骨格を作ることができなさそうだったので、破棄予定だった足が折りたたみ式の木のテーブルの天板を組み合わせて、なんとかして棚を作ってみることにしました。

鉄パイプとテーブルの天板で棚を作る

鉄パイプとテーブルの天板をどう組み合わせるか悩みましたが、天板を棚の背面に持ってきて、天板からL字型に組んだ鉄パイプの足を伸ばして安定させる、という形にすることにしました。天板が後ろ足代わりになる感じです。イメージが出来たら作業開始。まず天板が必要になるので、テーブルから足を取り外します。

テーブル天板と取り外した脚

足を取り外したテーブル。穴は全部ネジが埋まっていた穴です。

このテーブルも結構長いこと苦楽をともにし、写真の撮影台としても活躍していたので、形は変われどまだ利用できるのは嬉しいものです。・・・とか言いつつ、鉄パイプで上手く棚の骨格が組めたら捨てるつもりでしたが。

足を取り外して、その他の余計な部分も取っ払ったら、鉄パイプで組んだ前足を天板にネジ止めしていきます。

テーブル天板と鉄パイプの脚

鉄パイプ。パーツは全てひねって組み合わせる、ネジ式になっています。

鉄パイプの端の丸いパーツの部分にはネジ穴が3つずつ空いているので、ここにもともとテーブルに使われていたネジを打ち込み直す形で天板と鉄パイプを繋げていきます。

鉄パイプの脚をつけたテーブル天板

こんな具合にネジ止めしました。

写真だと右側方向が地面側で、左から上段中段で2段で棚として利用する感じにします。あとは指定サイズにカットしてくれる通販サイトで棚板を購入して鉄パイプの足にのせ、粘着付きのゴムシートを丸と長方形に切って足側にくっつけたら、新しいコーヒー用の収納棚の完成です。

自作コーヒー棚 上段

上段はコーヒーミルとスケール。背面には引っ掛けタイプの収納でフィルター等を収納しています。

自作コーヒー棚 中段

中段はドリッパー等の抽出器具が入ったケース置き場に。

自作コーヒー棚 下段

下段は足だけ。気が向いたら板を別途購入して、3段目にするかもしれません。

棚板は乗っかっているだけですが、特に落ちる心配も無さそうです。コーヒーミルを作動させてもズレたり、ガタつくことは特にありません。当初は鉄パイプを組んで、高くて細長いタイプの棚を作る予定だったので、ちょっと背が低いのとカッコよくないのが難点ですが、背が低いことで部屋の圧迫感が薄れたのでこれはこれでアリかなと思いました。

感想・考察

購入した鉄パイプをなんとか無駄にせずに済んで、とりあえずホッとしました。まあ、前述した通り、当初はもっとの背の高い棚を作る予定だったので、鉄パイプのパーツはこの倍は余っているのですが・・・。

改めて事前の計画性というものは大事だなあと感じました。もっと事前に計画練っていればカッチョいい棚になった・・・ハズ、です。ただ、天板サイズから逆算してやっつけで作った割には、なんやかんやサイズ感が良い感じに収まった点は◯です。コーヒー用品が増えることはなさそうなので、今後しばらくはこの棚で戦えそうです。

最近はこの棚に限らず、キッチン用の棚とかも板材等を買って自作したものを使っています。なんか急にDIY精神みたいなものが芽生えたというか、既製品を忌避するようになったというか。次はコーヒーのドリップスタンドでも作ってみようかななんて考えています。

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