新宿駅周辺で朝からコーヒー豆を買える店ベスト2

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仕事で東京の新宿に行く機会があったので、ついでに新宿駅周辺でコーヒー豆を購入してきました。

はじめに

久しぶりの出張でした。今回は東京の新宿に行く都合が出来たので、わずかな自由な時間を使ってコーヒー豆を2種類ほど買ってきました。少し前までは東京に住んでいて、その頃からコーヒー豆を挽いて飲んでいたのですが、住んでいる場所の近くのコーヒー豆屋さんでしかコーヒー豆を購入していなかったので、新宿でコーヒー豆を買うのは初めてです。

で、新宿駅の周辺でコーヒー豆を取り扱う店を探していたのですが、これが意外と少ない。新宿に店を構えるのもなかなか難しいですし、メリットも無いのかと思いますが、人口比率や駅の利用率など考えるともうちょっと店があっても良いんじゃないかなと思います。

更に、今回は仕事前の朝の時間しか使えないため、朝の7時や8時頃からやっているお店でないと利用することが出来ません。すると、自ずと新宿駅周辺でコーヒー豆を販売している店は3店舗ほどに絞られました。で、そのうち2店舗に足を運んでコーヒー豆を購入しました。

新宿で購入したコーヒー豆その1、ブルーボトルコーヒー「ブルンジ・カヤンザ・ギシュビ ハニー」

ブルーボトルコーヒーのコーヒー豆パッケージ

購入したコーヒー豆の一つは、ブルーボトルコーヒー新宿店で購入したシングルオリジン、「ブルンジ・カヤンザ・ギシュビ ハニー」です。一袋200g。そう言えば以前の出張でコーヒー豆を購入した際に、なるべくそのお店独自のブレンドを買おう、とか書いた気がするのですが、いつもの癖で普通にシングルのものを購入してしまいました。

ブルーボトルコーヒーのコーヒー豆

コーヒー豆はシティローストほどの浅煎りの小粒のコーヒー豆で、20gを中挽きで挽いて130mlのコーヒーを淹れて飲んでみると、チェリーのような強い酸味が感じられました。名前の通りハニープロセスで精製されており、甘みも感じられますが、思った程ではないような。まだまだ舌の鍛錬が足りないのかも知れません。

ブルーボトルコーヒーのコーヒー豆は焙煎済みのものしかありませんが、焙煎した日から48時間以内のものしか販売されていないようなので、安心して購入することが出来ます。ただ、パッケージですが、紙袋の口が2、3回折られて留められているだけでしっかり密封されていないため、すぐに保存便に移し替えられない場合などに外気の影響をもろに受けやすそうなところが不満です。

ちなみに、前述したように以前東京に住んでいた頃があって、そのときにブルーボトルコーヒーの国内1号店が清澄白河にオープンした際に足を運んだことがあったので(当時は1時間ほど並びました)、ブルーボトルコーヒー自体は初めてじゃありません。新宿店を訪れた際に、清澄白河店で買ったことのある「ジャイアント・ステップス」というブレンドが置いてあって、なんだか少し嬉しくなりました。

新宿で購入したコーヒー豆その2、ポールバセット「シグネチャーブレンド」

ポールバセットのコーヒー豆パッケージ

新宿で購入したコーヒー豆、2つめはポールバセットの「シグネチャーブレンド」です。一袋100g入り。こっちはちゃんと、その店オリジナルのブレンドを購入しました。

ポールバセットのコーヒー豆

こちらはシティロースト程度の浅煎りコーヒー豆と、フルシティローストほどの煎り具合のコーヒー豆のブレンドのようです。単純に焙煎具合がバラバラじゃなければ。お店で同じものをアイスコーヒーで飲んだのですが、強い独特な酸味が来て、後味は苦く、なんというか面白い味わいのコーヒーでした。しっかりと考えられてブレンドされているコーヒー豆です。

ポールバセットは、2003年のワールドバリスタチャンピオンシップで世界チャンピオンとなったポール・バセットという人がプロデュースしたお店です。今回購入したシグネチャーブレンドは、ワールドバリスタチャンピオンシップで優勝したときに使用したブレンドだとか。コーヒー豆は焙煎済みのものしかありませんでしたが、焙煎して日の経っていないもののようでしたので、こちらでも安心して品質の良いコーヒー豆が買えそうです。

前述したように、お店に足を運んだ際はアイスコーヒーを頼んだのですが、160mlほどで160円とかなり安く、美味しいコーヒーを飲むことが出来ました。店舗はビルの地下にあるのですが、天井が吹き抜けになっている箇所があり外光が入るため、店内の雰囲気も非常に良いお店です。少し残念なのが、お店の場所が少々わかりにくいのと、店内音楽の音量が大きいところでしょうか。

考察・感想

ブルーボトルコーヒーもポールバセットも、さすがは東京都心の店舗というべきでしょうか、地方のコーヒー豆の販売店とは店の構えが大分違って、非常に洗練された空間だと感じました。結局コーヒーが美味しくて、美味しいコーヒー豆が購入できればそれだけでも十分なのですが、良い雰囲気であるに越したことはありませんね。また、どちらの店舗も訪れたのが平日の朝だったのですが、1日あたりの電車の乗り降り数世界一の新宿駅周辺であっても空いていて、人が多い都心でも居心地のよい空間となっていました。

ただ、新宿駅周辺のコーヒー豆を購入できる店を調べていて感じたのが、注文後に焙煎してくれるタイプのお店はそんなになさそうだ、ということです。なくても良いのですが、そうなると心配になるのがいつ焙煎したコーヒー豆を売っているんだろう、ということ。今回訪れたお店は2店舗とも焙煎日が記載されていたため安心ですが、すべてのお店でそうしているとは限りません。そうなると、場合によっては焙煎日から1週間も2週間も経過したコーヒー豆を買う羽目になる可能性もあります。

そういうリスクを回避するためにも注文後に焙煎してくれるお店があると良いかな、と思います。まあでも、注文後に焙煎出来るということは、手回しの焙煎機での直火焙煎になることが多いかと思います。手回しの焙煎機と、一度に大量の焙煎をすることが出来る大型の焙煎機と比較すると、やはり大型の焙煎機のほうがより均一にコーヒー豆を焙煎することが可能だと思うので、結局その都度焙煎してくれるコーヒー豆の販売店よりも、焙煎済みのコーヒー豆を販売しているお店のコーヒー豆のほうが美味しいというオチになりそうな気がします。

そうなると、やはり焙煎済みで、かつ焙煎日がちゃんとわかるお店でコーヒー豆を選ぶことが大事なのかなと思います。少なくとも今回紹介したブルーボトルコーヒーとポールバセットは、安心して良質なコーヒー豆を購入することができる、良いお店だと思います。

さいごに

今回の出張でも、良いコーヒー豆とお店に出会うことが出来て良かったと思います。出張先で購入するコーヒーは、飲んでしまえば中々飲む機会のないものなので、じっくり味わって飲みたいと思います。

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