水垢で汚れたコーヒーポットを簡単な掃除でキレイにする

コーヒーポットは頻繁に掃除するもの？

コーヒーポットには熱々のお湯以外のものを一切入れないので、滅多に掃除しません。コーヒーを淹れた後はお湯を捨て、そのまま逆さにして水を切るだけにしています。前に掃除した時期は定かではありませんが、普通に1年以上前でしょう。

食器などは、口をつけたり食品を乗せたりで汚れるので洗う必要がありますが、お湯しか入れないコーヒーポットは洗う理由が無いんですよね。熱いお湯を入れてるので菌なんて死んでるでしょうし、お湯なので汚れはつかないし、洗剤つけてゴシゴシする理由が見当たりません。コーヒーポットは形状的に洗いにくいので、洗わなくて済むのは助かります。

ただ、だからといってずーっと洗わないのもなんだか居心地が悪くなってきます。お湯が注がれるポットの中は綺麗なままですが、外観はお湯に触れないので、水垢で汚れてきますし。ふとそれが気になったので、久しぶりに掃除してキレイにしてあげたいと思います。

汚れたコーヒーポットを掃除する

まず、コーヒーポットのご紹介。今回掃除するのは、私が普段から愛用しているユキワのM-5型コーヒーポット です。

肉厚ステンレスで頑丈なコーヒーポット。5年近くこのコーヒーポットを使用してコーヒーを淹れてきました。

見ての通り、傷と水垢だらけです。こう見るとだいぶ汚いと我ながら思いますが、個人で使用するものなので、普段はこの程度じゃ気にはなりません。流石に内側もこの様相だったらこのコーヒーポットで淹れたコーヒーを飲む気にはなりませんが、内部は水垢なくキレイです。

底面に刻まれたメーカー名と製品名も小汚い感じになっちゃってます。

そしてこの薄汚れたコーヒーポットをキレイにしてくれるのは、食器用洗剤とスポンジ、ではなく、セスキ炭酸ソーダ(アルカリウォッシュ) というものを使用します。

キッチン周りの掃除用に、amazonでだいぶ前に買いました。漬け置きで汚れを落としてくれるすごいやつです。

セスキ炭酸ソーダは、中身は白いサラサラとした粉で、ぬるま湯に溶かして利用します。あとはそのまま放置するだけで汚れが落ちるスグレモノです。コーヒーポットは注ぎ口の掃除が難しいので、全体をお湯に沈めて、セスキ炭酸ソーダで漬け置き洗いしてしまおうという魂胆です。

コーヒーポットがまるまる入る、でっかいボウルを用意して、コーヒーポットを入れて50℃くらいのお湯をたっぷり注いだら、セスキ炭酸ソーダをザラーっと適量撒きます。

漬け置きはじめ。写真じゃわかりにくですがコーギーポットはほとんどお湯に沈んでいます。

このまま、30分ほど放置します。

15分時点。お湯が白く濁っているのは、セスキ炭酸ソーダが溶けているから。

30分経った頃。汚れも落ちたせいか、更にお湯が薄汚れているのがわかります。

浸け置きを終えたら、お湯を捨てます。アルカリ質でヌルヌルになっているので、しっかりとお湯で洗い流し、仕上げにスポンジで全体を洗ってやって掃除完了です。

浸け置き洗いした後のコーヒーポット

アルカリ質のパワーでピカピカになったコーヒーポットがこちら。

最初の水垢だらけのものと比べてキレイなのは一目瞭然です。傷がなけりゃ新品みたいなもんです。

ただ、底面はちょっと汚れが残っている感じがします。それでもだいぶキレイになりました。

こんな感じで、浸け置くだけですが結構キレイになりました。洗い物が面倒な人とかにはこれが手っ取り早くておすすめです。いや、というか手洗いよりキレイになるので面倒くさがりとか関係なくおすすめできます。

そもそも、コーヒーポットの注ぎ口とか細かい部分は、家にあるものじゃ掃除するのが難しいですし、全体的に綺麗にしたいと思ったら、こういう漬け置き系でやるしか無いんですよね。ただ、コーヒーポットが大きいとそれに見合うサイズのバケツとかボウルが必要なります。これが意外と手元になかったりするので、容器の準備だけがちょっとネックですかね。

さいごに

なんだかんだ、やっぱり道具はキレイな方が気持ちがいいですね。あわせてコーヒーミルの清掃もしていたのですが、中に粉砕されていないコーヒー豆が残っていて、今度からはもうちょっとこまめにメンテナンスしてやらないとなあと思いました。道具の手入れは、汚れてきたらやるとかじゃなくて、定期的にやる日を決めて実行していくスタイルにしないとダメそうです。

私のように、コーヒーポットの汚れを気にしない人も、気が向いたら一度しっかり掃除してあげてみてください。きっと思ったよりキレイになると思います。