コーヒーカス(出がらし)を再利用して脱臭剤を作る
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コーヒーのカス(出がらし)には脱臭効果があるらしいので、ちょっと脱臭剤を作ってみました。
コーヒーカスの唯一の再利用方法?
コーヒーを淹れ終えたら、コーヒーの出がらしであるコーヒーカスはゴミ箱行き意外に選択肢はないと思っていましたが、どうやら脱臭剤として利用している人たちがいるそうです。そういえばずーっと前にコーヒー豆屋でコーヒー豆を購入したら、自家製の脱臭剤をもらった記憶があります。ただ、コーヒーの匂いが強くて脱臭剤というよりコーヒーの芳香剤といったほうが正しい感じのものでしたが。
それはともかく、コーヒー粉は匂いをかなり吸いやすいことを考えると、脱臭剤としての利用は理にかなっているのかもしれません。はじめに考えた人はなかなか鋭い。せっかくなので、コーヒーを淹れたついでに私も脱臭剤を作ってみることにしました。
コーヒーカスを乾かして脱臭剤を作る
作ると言っても、大したことはしません。まず、コーヒーを淹れ終えたカスを用意します。
脱臭剤使用するコーヒーカス。ルワンダのコーヒー豆です。
次に、このコーヒーカスを皿に移して平らに盛り、ラップを掛けずに600Wの電子レンジで2分ほどチンして水分を飛ばします。
2分間電子レンジで温めたコーヒーカス。まだちょっと水分を感じる気がしますが、一旦これで試してみます。
温めた直後は熱々なので、冷めるまで少し待ちます。冷めたらペーパーフィルターに入れて、フチを折り返してホチキスで留めてパッケージングして完成です。
ただホチキスで留めた、映えの無い脱臭剤。脱臭剤は人に見せるものじゃないので、見た目はどうでも良いのです。
やっぱり、ちょっと湿っぽい感じです。使用したコーヒー粉は20gほどですが、平らに盛って、600Wの電子レンジで2分じゃ水分は完全に飛びきらないようです。コーヒーの匂いは強くありません。とりあえず、ゴミ箱の近くにおいて効果を確かめてみたいと思います。
さいごに
以上、ちょっとした工作の報告でした。今回は水分を飛ばして作りましたが、コーヒーカスが湿ったままでも利用できるようです。ただ、いっつも湿ったコーヒー粉をゴミ箱に捨てていることを考えると、それってつまりコーヒーを淹れて飲んでいるだけで自然とゴミ箱の脱臭をしているということだと思うので、今回は乾燥させて作ることにしました。
というか、ゴミ箱の脱臭ができてるならゴミ箱近くに脱臭剤を置かなくても良いな・・・(脱臭剤を玄関に移動させながら)。