レザークラフトとコーヒー。革で小物を手作りすれば、道具に愛着が湧くかも?

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コーヒー以外の趣味の話

基本的にここではコーヒーの事しか書いていませんが、他にもいくつか趣味があって、そのうちの一つとしてレザークラフトを嗜んでいます。レザークラフトを始めたのは1年ちょっと前くらいと記憶していますが、性格的に細部に拘るのが苦手なのか、たまにしかやらないからか、いつまで経っても上達しません。革も材料費が高いので、ほいほい何度も同じものを作って練習する、というのも難しいんですよね。性格的なものもありますが。

ただ、下手なりには楽しんでいて、トートバッグを作ってみたり、名刺入れを作ってみたり、ペン立てやティッシュボックスのケースを作ってみたりと、少しずつ身の回りのものが革製品に置き換わっています。そんな中ふと、コーヒーにもレザークラフトの要素を取り入れられたらなぁと思い、切って縫った程度ですがカバーを作ってみたりしました。

レザークラフトでコーヒー小物をつくる

レザークラフトは蝋引き糸を使ったり、接着剤をつかったり、専用のワックス的なものを使うので、けっこう手が汚れます。なので、レザークラフトをやるときは専用の机で行うようにしています。いつも座っている机の後ろに設置しているので、椅子のまま振り返ればすぐレザークラフトに取り掛かれるようにしています。

レザークラフトの作業机

作業場。机が小さめなので、道具でつねにギュウギュウになっています。

さて、コーヒーにレザークラフト要素を取り入れたいと言っても、食品と革製品なのでできることはあまりありません。できることと言ったら道具のカバーを作ることくらいです。とりあえず、サーバー代わりに使用しているビーカーのカバーを作ってみることにしました。

レザーカバーを付けたビーカー

見ての通り、切って縫っただけです。せめて、と思いクロスステッチで縫ってみましたが・・・。

うーん、カービング(革に模様を入れるヤツ)ができれば華やかにできそうでしょうか。もしくは、底面から側面全体を覆うチャック付きのカバーにするとかっちょいいかもしれません。ただ、革を巻いただけでも熱を遮断する効果はあるので、コーヒーを注いだ後側面を持っても熱くない、という恩恵はありそうです。

お次はV60ドリッパー用のカバー。作業机のうえに乗っかってたやつです。

レザーカバーを付けたV60ドリッパー02

V60ドリッパーの02サイズにつけてみたところ。ちょっとサイズ感が適当過ぎました。

円錐だと、切って縫っただけでも多少見栄えする・・・気がします。少なくともさっきのビーカーカバーよりは。

レザーカバーを付けたV60ドリッパー01

V60ドリッパーの01サイズにつけてみると、こっちは結構良いフィット感。ただ、カバーが邪魔で土台にセットできないんですけどね。

会社でコーヒーを飲むとき、コーヒー粉にお湯を注いでV60ドリッパー02を使って濾過してドリップしているのですが、そのとき側面を持っても熱くないようにということで作ったので、まあこれでよし。やっぱりこっちもカービングで模様を入れられると、形が単純でももっと映えるのかなあと思います。

レザークラフトは良い

水濡れするものと革製品の相性は悪いので、正直コーヒー器具とレザークラフトの相性も悪いです。カバーをしても洗い物のときには外さないといけないですし、ドリップ中はお湯がビチャビチャと跳ねないように気を使います。

ただ、革製品はやっぱり存在感が違います。布で同じものを作ったときよりも重厚で所有欲のようなものが満たされた気分になります。愛着のある道具があれば、それにあわせてレザークラフトでオリジナルのカバーなどを作ってあげると、より一層愛着の湧く存在になること間違いなしです。

まあ、今回作ったものは見ての通り単調なものなのでそこまで気分はアガりませんでしたが、次はもっと凝ったデザインで作ってみたいと思います。お気に入りのコーヒー道具がある方で興味があれば、ぜひレザークラフトに挑戦してみて下さい。初期費用はちょっとかさみますが。

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