キャンプのお供に。MUNIEQ TetraDrip(ミュニーク テトラドリップ)01Sレビュー

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今年のキャンプに向けて

暖かい季節になってきました。暖かくなると、キャンプにいつ行こうかなと、そんな考えが頭をよぎるようになります。それと同時に、冬の間は冬眠していたキャンプ道具漁りへの熱も徐々に温度が上がっていきます。

目をつけていたキャンプ道具が詰まったAmazonの欲しい物リストを眺めると、リスト追加時には在庫切れになっていたドリッパー、"MUNIEQ TetraDrip(ミュニーク テトラドリップ)"が再販されていました。パーツを組み合わせて利用するタイプで、材質はステンレスとポリプロピレンの2種類、サイズは01と02の2サイズが展開されているようですが、私が目をつけていたのはステンレスの小さい01サイズです。

春の陽気についついつられて(適当)、気づいたらポチリ。先程手元に届いたので、使い勝手諸々のレビューをお届けしたいと思います。

テトラドリップ01Sを開封する

MUNIEQ(ミュニーク) Tetra Drip 01S 09210001000001

届いて早々にAmazonから届いた封筒を開けて、中身を取り出します。

テトラドリップ01Sのパッケージ表面

テトラドリップのパッケージ。見ての通りぺったんこで、トレーディングカードのパッケージくらいの薄さです。

テトラドリップ01Sのパッケージ裏面

裏側には組み立て手順が記載されています。手袋をつけて組み立てるのが推奨のようです。

テトラドリップ01Sのパーツ

パーツは3つに別れていて、すべて同じ形をしています。

構造はシンプルで、3つのパーツそれぞれ噛ませる形で立体にします。ステンレスの薄い素材なので、手を切りそうな雰囲気があります。触った感じだとちゃんと怪我しないように加工はされているようですが、全く切れないわけではなさそうなので、素手で作業すると怪我するかもしれません。注意書きの通り、手袋をつけて作業した方が良いでしょう。

組み立てたテトラドリップ01S 上面

組み合わせてドリッパーにしました。見ての通りの薄さですが、しっかりしています。

組み立てたテトラドリップ01S 横面

横から見た図。どの面からみてもロゴが見えるようになっています。

素材を少し曲げながら組み合わせていくので、組み立てるにあたって少し慣れが必要になります。ちょっと組み立て辛いというのが正直なところ。

さっそくテトラドリップを使ってコーヒーをドリップしてみます。ただし、一回分解してちゃんと洗ってから。平面なので、洗いやすさは抜群です。洗い物洗って再度組み上げたら、ペーパーフィルターをセットします。フィルターはハリオの01サイズをセットしてみます。

V60フィルターをセットしたテトラドリップ01S

V60用のペーパーフィルターをセットしたところ。想定よりすっぽりと収まります。

お湯を沸かしつつ、お次はビーカー(サーバー)にセットします。コンパクトに見えて意外と土台部分は大きく取られているので、ビーカーにもちゃんと乗せられました。ただ、3点で支える形になるので、バランスをちゃんと取ってあげないとスルッと行く可能性があります。

ビーカーに乗せたテトラドリップ01S

サーバーにセットしたところ。足にはツメもついています。

後はコーヒー粉を入れて、お湯を注いでいきます。お湯の抜け具合はスムーズで、ストレスなくドリップできました。形が三角なので、ついついなぞるように、お湯も三角形に注いでしまいました。

コーヒーを抽出した後のテトラドリップ01S

コーヒードリップ後の出がらし。きっちり三角形です。

感想・考察

以上、テトラドリップのレビューでした。想定よりもコンパクトで、かつしっかりとした立体型になりますし、持ち運び前提の取り回し及び使用感はなかなか良いと思いました。あとは、持ち運びかたが問題でしょうか。テトラドリップの専用レザーケース付きも販売しているようですが、レザークラフトをやっているので、自分で作ったほうが良さそうです。薄型のステンレスなので、薄いビニールとかはケース素材に向いていない気がします。

残念な点はほとんどありませんが、あえて挙げるのであれば、少し組み立てにくいのと、扱いが荒いと手を切りそうなところです。ただ、このあたりは扱いの慣れの問題なので、そこまで問題にはならないかなと感じました。冒頭に書いたようにポリプロピレン製のテトラドリップもあるので、ケガが心配な人はそちらを選択すれば良いと思います。

また、基本的にアウトドアで使う前提で考えたほうが良いと思います。なんだかんだ、家でコーヒーを飲むためにドリッパーをわざわざ組み立てるのも面倒ですしね。次のキャンプにはこのテトラドリップを連れて行こうかと思います。

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