和と洋の融合?コーヒーを練り込んだコーヒー団子をこしらえる

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唐突に団子が食べたくなる

ある日なんの前触れもなく、みたらし団子が食べたいなあという欲求が湧いてきました。特に団子が好きとかそういうのは無いのですが、とりあえずみたらし団子が食べたい。ほんのり焼き目がついた、甘じょっぱいタレがかかった団子を味わいたい。

買う、という手段が一番簡単なのですが、幸いか不幸か、調べたところ団子づくりは意外と簡単な様子。どれくらい食べれば満足するかわからないのと、自分で作ったほうがコスパも良いし出来たてを食べられるので、粉を買ってきて作ることにしました。

ここまでだと普通に団子を食べたくなった話で終わるのですが、ふと、コーヒー味の団子はどうだろう?なんて余計な考えが頭をよぎりました。しかし、せっかく思い立ったらやるのが筋。みたらし団子のついでにコーヒー味の団子も一緒に作ってみることにしました。

コーヒー団子を作る

団子の作り方自体が簡単なので、コーヒー団子も奇をてらわずシンプルに。通常、団子を作る際に加える水分をコーヒーに変えてコーヒー団子を作ります。材料は以下の通り。

  • 上新粉:45g
  • 白玉粉:15g
  • 砂糖:5g
  • コーヒー:80ml

コーヒーはグアテマラのスペシャルティコーヒー豆を10g使用して、80mlをハンドドリップで抽出したものを利用します。水を置き換えるので、コーヒーは予め冷ましておきます。

コーヒー団子の材料

団子の材料。上新粉と白玉粉を3:1でブレンドします。砂糖はきび砂糖派です。

粉を混ぜ合わせたら、冷ましたコーヒーをまず半分ほど加えてなじませます。この時点ではまだ生地がまとまらないので、粉を捏ねつつ少しずつコーヒーを加えて続けます。60mlほど加えたところでまとまったので、コーヒーを加えるのをやめて生地をこね回してから丸くします。

一つにまとまったコーヒー団子の生地

まとまった団子の生地。団子の香りとコーヒーの香りがして不思議な感じです。

ここから小さくちぎって丸めて団子状にします。

茹でる前のコーヒー団子

形は団子っぽくなりました。色はコーヒーの主張が強いですが・・・。

これをたっぷりのお湯で5分ほど茹でて、コーヒー団子の完成です。

コーヒー団子

説明がなくても見た目でわかるコーヒー団子感。湯からあげるときに1つ落下してお亡くなりになりました・・・。

香りは、粉っぽさとコーヒーの入り混じった香り。味は・・・。うん、コーヒー風味の団子といった感じです(そのまんま)。食感はちゃんと団子で、後味にコーヒーの苦みが来ますが、香りが思ったより無いので、コーヒー感は低め。不味くはありません。団子を食べたいという欲求は満たされます。

このままだとちょっと物足りないので、みたらしを作ってかけてみることにします。思ったよりコーヒーの主張が強くないので、多分問題ないはず・・・。

みたらしをかけたコーヒー団子

みたらしをかけたら急にミートボール感が出てきました。

ミートボール・・・もとい、コーヒーみたらし団子をパクリ。うーん、これじゃない感。みたらしとコーヒーが口の中でお互い知らんぷりしています。というか、食べれば食べるほど麻痺してくるというか、コーヒーなんだか単純に苦いんだかわからなくなってきます。

感想・考察

コーヒー団子は、団子自体の甘みをもっと強くすれば、おやつとして結構行けるんじゃないかと思います。もしくはパフェにコーヒーゼリーとか白玉を入れる感じでコーヒー団子を添えるようなイメージで、甘いものと一緒に食べるのに良いんじゃないかと思います。

とりあえず団子を食べたい欲求が満たされたので満足です(ちゃんとこれの後に普通の団子を作って食べたので)。それにしても団子ってのはお腹に溜まりますね・・・。写真のコーヒー団子+2〜3個食べたらお腹いっぱいになりました。まあ、飯食ったばっかりだったのもあると思いますが。

簡単にできるので、機になる方は是非。エスプレッソマシンが使えるなら、エスプレッソで試してみるのも良いと思います。

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