コーヒーと一緒に”カフェタッセチョコレート”を食べてみる

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コーヒーに合うとの触れ込みのチョコレート

ここ数ヶ月の間、ちょっとお高い酒のつまみや缶詰を探すのにハマっていて、定期的に輸入食品店へ足を運んでいます。とは言っても、足を運んでもなんだかんだピンと来るものがなくて、ウインドウショッピングになることがほとんどなのですが。

すこし前、いつものようにふらっと輸入食品店に寄って店内をブラブラ見ていたら、コーヒーにピッタリ!といったPOPが貼られたチョコレートが目に入りました。棒状の手のひらに乗るサイズのチョコレートで、どの輸入食品店でも結構見かける割と珍しくないやつですが、チョコレートは日本製のほうが基本的に美味しいと思っているので、いままで特に気にかけた事がありませんでした。

ただ、その日は特にめぼしいものを見つけられておらず、手ぶらで帰るのもなんだかなぁと思ったこともあり、そのコーヒーに合うらしいチョコレートを2種類購入して帰路につきました。そして、すぐには食べることなく、ふとコーヒーブレイクのおやつが家にないと気づいた今、このチョコレートの存在を思い出し、せっかくなのでコーヒーとの相性を確かめてやろうと思い立っているわけです。

ということで、今回は輸入食品店で購入したチョコレートのレビューをしてみたいと思います。

輸入食品店で購入した”カフェタッセチョコレート”

購入したのは、”カフェタッセ”というチョコレート。小さめの棒状のチョコレートで、見たことがある人は多いかと思います。海外製のチョコレートということもあってか、価格設定はサイズに対して高めです。

カフェタッセ ミルクチョコレート 45g

カフェタッセチョコレート パッケージ

カフェタッセはベルギー製のチョコレートでこれは容量45g。価格は300〜400円くらいだった気がします。ミルクとビターの2種類を購入しました。

ロッテのガーナチョコレートが容量50gでスーパーなら100円しないので、容量換算だとガーナの3〜4倍の価格ということになります。というか、ガーナって今50gしか無いんですね。充実の75gの頃の記憶しかない・・・世知辛くなったもんです。

パッケージを開けてみます。裏側が軽く糊付けされているので、ピリッと剥がします。

パッケージを剥がたカフェタッセチョコレート

剥がして、チョコレートの表面を上に持ってきたところ。銀紙に表紙が貼り付けてあるだけのシンプルパッケージです。

中身は一つ一つが大きめの6つのブロックに分かれていて、ロゴとコーヒーのマークが交互に並んでいます。左がミルク、右がビターです。

このままかぶりついて食べると全部一気に食べなきゃいけない気がするので、2ブロックほどだけ割り出してみます。ただ見ての通りつなぎ目の部分が太いので、両手で持って割る必要がありそうです。両手で持って、パキッと2ブロック分をそれぞれで割ります。

割ったカフェタッセチョコレート

2ブロック分を割ったカフェタッセチョコレート。太いと割ったときの衝撃が大きめになるので、チョコの破片が飛び散るはちょっと嫌ですね。あと手が汚れます。

ここから更に1ブロックにしようとしたのですが、小さくなった分力のかかり方というか、テコの原理パワーがつなぎ目の部分にうまくかかりにくくなったので、手がチョコで汚れる前に諦めて、齧って食べることにしました。

カフェタッセチョコレートとコーヒーの食べ合わせ

まずコーヒーを一口。コーヒーはグアテマラの中深煎りのものをV60でハンドドリップしました。クリアで心地よい苦味です。そしてさてさて、本題のチョコレート。ミルクチョコレートから食べてみましょう。2ブロック連なっているところから、前歯で1ブロック分ガリッと齧り取ります。うん、普通にかてぇ。前歯で噛むものではないですね。

味は甘さは強め、口溶けはまあまあですが、単体だとどこか”海外のおみやげチョコレート”といった風味がします。ただ、コーヒーと口の中で混ぜ合わせると、カフェラテを飲んでいるような雰囲気を醸し出してなかなか良い感じ。単体で食べるには好みではありませんが、コーヒーと組み合わせるのはアリです。

次はビターを食べてみます。こちらはミルクと比較して、風味はそれほど悪くない。ただ、ビターというほどビターでもなく、結構甘いです。よく売っているカカオ76%のチョコレートより全然甘い。そして、こちらはコーヒーとの相性はイマイチ。重ね合わせることによる味の変化を感じませんでした。

感想・考察

カフェタッセチョコレート、今回初めて食べましたが、量と値段と味を考慮するとうーん、個人的には微妙ですね。1ブロックあたりが大きくて食べにくいのもマイナスです。前歯で噛む太さでは無いので、奥歯で噛むか、一口で1ブロックを口に頬張って食べるようにしましょう。

ただ、ミルクチョコレートとコーヒーの相性の良さについては改めて感じさせられたので、その点については今回試してみて良かったなと思います。コーヒーと合わせるには、単体ではくどいくらいの甘さのチョコレートのほうが、口の中で混ざったときにコーヒーに負けないくらい存在感を主張できて良いのでしょうか。色々試してみても面白いかもしれません。まあ、以前エスプレッソでやった気もしますが・・・。

残念ながら個人的にあまりオススメはできない結果になりましたが、カフェタッセチョコレートは他にもいくつか種類があるので、気になっている人は一度購入して味を試してみてはいかがでしょうか。

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