寒空の下でキャンプする。そしてコーヒーを飲む。

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寒いけどキャンプをしたい

数年前から、年に数回程度キャンプをするようになったのですが、今年はもう年末が近いというのにまだ1回しかキャンプをしていないことに気が付きました。別にノルマがあるわけでは無いのですが、今年は春過ぎに友人と一回やって、次は秋になったらそのうちやるぞ〜と思っていたらあっという間に寒くなってきて、キャンプのシーズンも終了間際。今やらなきゃもうできないと思ったので、この日!と決めてキャンプをしてきました。

そしてキャンプでももちろん、コーヒーは欠かせません。むしろキャンプだからこそ飲むべきなんじゃないでしょうか。寒空と温かいコーヒー。部屋でじっくりドリップするコーヒーも良いですが、外の空気感を感じて飲むコーヒーもまた趣あるものです。ということで、キャンプでの一幕をサラリとご紹介します。

キャンプでコーヒーをドリップする

キャンプ場についたのは平日の昼過ぎ。チェックインを済ませて早速テントを張りにかかりますが、この日は風が強く、テントを張るのにちょっと手間取りました。なんやかんやテントを張ったら椅子やテーブル、キッチン用品を引っ張り出してセッティングします。キャンプの醍醐味は食事と焚き火。つまり火がないと始まりません。炭を起こしつつ、椅子に腰掛けて火がつくのを待ちます。

炭に火がつくのを待つ間はコーヒーを楽しみます。ドリッパー、ミル、カップ、コーヒー豆を準備しつつ、お湯を沸かします。炭火はお湯を沸かすのに向いていないので、コーヒーのお湯はガスコンロで沸かします。

コンロの上に乗ったやかん

いつの日か購入したやかん。そこそこ前から使用していますが、ガスでしか使わないので、煤などで汚れずキレイなもんです。

キャンプコーヒーセット

コーヒー豆とドリッパーとミル。ドリッパーはユニフレームのもの。

ミルは今までステンレスの手回しのものを利用していましたが、今回はこの前購入したハリオの電動コーヒーグラインダーを持ってきました。コーヒー豆を20g投入して、適当に粒度を調節してスイッチオン。

ギュワンギュワンとなるコーヒーミルをしっかり抑えつつ、コーヒー豆が挽けるのを待ちます。据え置きタイプのものと比べると、コーヒー豆を挽き終えるまで意外と時間がかかります。

グラインダーに入った挽いたコーヒー豆

挽き終わりました。レビュー記事でも書きましたが、やはり最後の方は粒の大きなものが残ります。

あとはドリッパーにペーパーフィルターをのせて、コーヒー粉を入れます。やかんのお湯が湧いたら適当に少し冷ましてから、コーヒーにお湯を注いでいきます。

ドリッパーに入ったコーヒー粉

ドリッパーにコーヒー粉をザーッと投入。

ドリップ中のコーヒー

普通にドリップするのと同じように20秒蒸らした後、お湯をサーっと注いでいきます。小さいものなら、やかんでも結構細く注ぐ事ができます。

ドリップスケールなんて持ってきていないので、そろそろいいかなーというところでドリップ終了。キャンプでコーヒーを飲むときは、大雑把さも大事だと思います。

カップに入ったコーヒー

コーヒーはグアテマラ。ちょっと抽出量が少なかったかもしれません。

外で飲むコーヒーもまた良し

気温も低く寒いので、冷めてしまう前にコーヒーを一口。正直、家でドリップしたコーヒーと比べると雑多な味わいに感じますが、それで十分です。静かな寒空の下でぼーっとしながらゆっくり温かいコーヒーを飲む。それに意義があります。

キャンプでコーヒーを飲むなら、トライポッドでキャンプケトルを垂らして焚き火でお湯を沸かしたり、パーコレーターで作ると自宅やお店では体験できない趣があると思いますが、今回はバイクかつソロキャンプなので、積載の都合上装備を厳選しなければなりませんでした・・・。コンパクトに纏めたいタイプなので、パーコレーターやキャンプケトル一つでも加えるのはかなり厳しい。誰かと行くときはもっと装備を充実させて、野性味ある感じでコーヒーを飲みたいもんですね。

キャンプとコーヒー、たまらない組み合わせです。また次のキャンプシーズンが早く来るといいなあと思います。

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