日本酒とコーヒーをブレンドして飲んでみたら、思いの外飲めた話

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休日は明るいうちに酒を飲む(こともある)

日本酒を飲むのが好きで、我が家の冷蔵庫には常に日本酒が数種類入っています。アルコールには弱いタイプなのですが、日本酒の多種多様な味わいに惹かれて数年、週の半分くらいは晩酌に日本酒を飲むようになりました。

休みの日は、やることが無ければ日が暮れる前くらいからチビチビと飲み始める時もあって、今日なんかも明るいうちから日本酒を飲み始めたのですが、少し経って、今日は2杯目のコーヒーを飲んでいないことに気が付きました。

酒を飲み始めてからコーヒーというのもな・・・と思ったのですが、ここで逆に、日本酒とコーヒーをブレンドして飲んでみたらどんな感じになるんだろう?という興味が出てきました。そこで、日本酒は一旦置いておいて、急遽コーヒーをドリップすることにしました。

コーヒー×日本酒

コーヒーはニューギニアの中深煎りくらいのスペシャルティコーヒーを中挽きにして、V60ドリッパーで130mlを普通にハンドドリップします。コーヒーはこれで準備OK。日本酒は浅間嶽を・・・と言いたいのですが、中身は鶴齢とのブレンドになっています。

浅間嶽 四合瓶

ガワだけ浅間嶽。飲み半端の日本酒はブレンドして飲んだりしてます。

味的には、鶴齢の淡麗さと浅間嶽の芳醇さをそのまんま兼ね備えた感じです。ニューギニアのコーヒーはスッキリ苦味とほどよい甘み、酸味はあまり感じられないタイプ。

と、ここまできて、コーヒーと日本酒をどう組み合わせるか、全然考えてないことに気が付きました。日本酒は冷蔵庫で冷えていたのに対して、コーヒーはドリップしたてでまだ熱い。温度差がありすぎて、このまま飲みあわせてもどうかと思いましたが、とりあえず口の中であわせてみることにします。

コーヒーを口に含んだあと、日本酒をすするようにして口に含んでみると、まろやかな舌触りと鼻を抜けるアルコール感があり、日本酒の甘みが特に際立ったと思うと、全体が曖昧になり苦味だけが感じられます。美味いかと言われると、まあ・・・という感じ。

次にコーヒーを冷ましてから、日本酒とブレンドしてみることにします。

日本酒コーヒー

コーヒー×日本酒でこのフォルム。水出しコーヒーぽい。

混ぜて飲んでみると、アルコールのあるコーヒーという感じに。日本酒とコーヒーには甘み、苦味が特徴的であるという共通の部分があるからか、ちゃんと混ぜて飲んでみると、意外と飲める。不味くは無いと思います。でも、あえて混ぜる必要もないかな・・・。両方の特徴が削がれてしまうので。

感想・考察

なんとなーくで試してみただけで、これと言って期待は無かったのですが、以外と飲めたので良かったです。熱燗で試したらどうなるんだろう、という興味は湧きました。あと、アルコールとカフェインの組み合わせってどうなんでしょうね。色々ブーストが掛かりすごて、すごく体に悪そうな気がしてます。

直近だとコーヒーとスパイスの組み合わせとか、これまでコーヒーと他の食品を何度も組み合わせてきましたが、結局いつもバラバラに楽しんだほうが良いよね、って言ってる気がします。もういい加減、この手の検証はやるだけ無駄なのかとようやく今回思いました。ただ、コーヒーに直接何かを突っ込むのじゃなくて、コーヒーとチョコレートとか、食べ合わせについてはまだ探る余地があるかなと思っています。たくあんと牛乳を一緒に食べると美味しいですし。

あと、アルコールと合わせるならウイスキーのほうが合いそうですね。というか、ウイスキーと合わせたらアイリッシュコーヒーですね。アイリッシュコーヒーが飲み物として成立していることを考えると、コーヒーとアルコール自体の相性は悪くないのかもしれません。

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