味は度外視、効率重視。コーヒーオートーミールで時短朝食

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朝食を加速する

平日は毎朝、家を出る50分前に起床して身支度と朝食、コーヒーの摂取を行っているのですが、いかんせん時間が足りずいつもギリギリです。もっと早く起きれば済む話ではありますが、9時間くらい寝なければ自然に目が覚めない体質なので、これ以上睡眠時間を削るのは難しく、毎日寝不足気味で生活しています。

それでも毎日シャキッと仕事をこなすためには、適度な朝食とコーヒーは欠かせません。そこで、なるべく手早く朝食とコーヒーの摂取をこなすためにはどうしたら良いだろう?と思案してみたところ、詰まるところは一緒にしてしまえば良い!という結論に至りました。超極端ですね。

かといって、例えばMCTオイルとグラスフェッドバターとコーヒーをミキサーで毎朝ぶん回してバターコーヒー、なんてのは洗い物が増えるので結局時間がかかります。そしてできれば栄養も少しは取っておきたい。

どうしようかと考えていたところ、視界に入ったのが”オートミール”。オートミールなら栄養もありますし、低カロリーやら低GIやらで朝食にはぴったりです。オートミールは食べるために水やお湯、牛乳で柔らかくする必要がありますが、それをコーヒーでやってしまえば一石二鳥・・・・と考えたわけです。

コーヒーオートミールを作って食べる

善は急げで、さっそく試してみましょう。まず準備するのは、みんな大好きオートミール。オートミール界隈のことは詳しくありませんが、日食というメーカーのものが人気っぽいです。たまたまスーパーで購入したのも日食のものでした。

日食 プレミアムピュアオートミール 340g×4個

日食 オートミール

近くのスーパーで購入して、休日のお昼とかにチマチマと食べています。

パッケージ裏面を見ると、1食30gで111kcalとのこと。他のコーンフレーク類と比較するとかなり低カロリーです。その分一切味はないので、お湯で柔らかくして和風だしを加えてお粥風とか、牛乳を加えてミルク粥とかにして食べるわけですね。

1食30gとのことですが、それだとちょっと少ないので、今回は40gほど使用することにします。

ビーカーに入ったオートミール

ビーカーにオートミール。こうして見ると”おが屑”みたいです。

このオートミールが入った状態のビーカーをサーバーとして、あとは普段どおりにハンドドリップでコーヒーをドリップします。フルシティローストくらいに焙煎されたホンジュラスのスペシャルティコーヒー豆13gを中挽きにし、オートミールをまんべんなく柔らかくできるよう、多めに200mlのコーヒーをドリップします。

コーヒーに入ったオートミール

コーヒーオートミールの完成です。

ビーカーのままでは食べにくいので、小さいボウルに移して頂きます。スプーンで掬って、パクリと一口。すると、コーヒーの苦味とオートミールの穀物臭さが口の中に広がります。当然ですが、調味料は加えていないので味はただ苦くて温かいだけです。食感はしっかり柔らかくなっているため、飲むように食べられます。

流石に美味しくないので、スプーンに掬って少し砂糖をまぶして食べてみます。甘みが添加されてマシになりましたが、まだ微妙。というか、オートミールを食べる人は砂糖は入れないと思うので、これは邪道な気がします。まずコーヒーと組み合わせているのが邪道ですが。

次に、冷たい牛乳を加えてカフェオレにしてみる。・・・これも微妙。砂糖ゼロの甘くないカフェオレなら全然美味しく飲めるのですが、そこにオートミールという要素を加えると、こうも噛み合わなくなるものか。

これ以上の工夫は諦めて、とりあえずズルズルとすするようにコーヒーオートミールを完食しました。うん、美味しくはなかった。

感想・考察

コーヒーとオートミールの組み合わせはイマイチでした。スピード重視かつ栄養を考慮しつつ、腹が適度に膨れてカフェインが摂取できれば良いんだよ!というタイプの人にはおすすめです。コーヒーの味も穀物臭さで台無しですし、味覚的なメリットは一切存在しません。ただし、これは想定の範囲内とも言えます。

コーヒーに牛乳を加えてカフェオレにすると無糖でも美味しいですが、そこにオートミールが交じると途端に美味しくなくなります。カフェオレなら多少マシになるはずと思いそうしましたが、空振りでした。これは、コーヒーと牛乳の時点では飲み物ですが、オートミールが加わると食べ物に変わるというのがキモなのかなあと思います。食感が味わいに影響するというか。まあ、単にオートミール独特の穀物臭がマッチしないだけな気もします。

様々なバリエーションを試したわけではありませんが、どうあがいてもコーヒーオートミールを美味しく楽しむ方法は無い気がします。まあ主目的がコーヒーと朝食のスピード摂取なので、最低限オートミールが柔らかくなってさえいれば問題ないのですが、どうせなら美味しく食べたいですね。ただ、それを追いかけすぎて色々加えてしまうと、今度はオートミールを選択するメリットが薄れるので難しいところです。

今回コーヒーのドリップはハンドドリップで行いましたが、もっと時短を目指すならエアロプレスでコーヒーをドリップしたほうが良いでしょう。コーヒーオートミール、朝の時短派にオススメです。

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